期中処理

前払金、前受金の仕訳について分かりやすく解説(簿記3級)

今回は「前払金」と「前受金」について解説します。そんなに難しくないので、本試験で出題されたらラッキーですからね。仕訳の書き方だけでなく、勘定科目への理解を助ける【解釈の仕方】についてもわかりやすく説明していますので、必ず最後まで読んでください。「前払金」はなぜ資産なのか?「前受金」はなぜ負債なのか?について、理解しやすいように解説してあります。
期中処理

電子記録債権と電子記録債務の仕訳をわかりやすく解説(簿記3級)

「電子記録債権」「電子記録債務」は、「受取手形」「支払手形」とほぼ同じです。いずれも、商品代金に関する証拠のある債権・債務です。「受取手形」「支払手形」が紙の証拠であるのに対し、「電子記録債権」「電子記録債務」はデータの証拠です。簿記の処理をする上では本当にそれだけの違いしかありません。
決算関連

【仮払金】ICカードへ入金した場合の仕訳を分かりやすく説明(簿記3級)

ICカードの処理は、入金時に「仮払金」とする方法と、入金時に「旅費交通費」とする方法の2つがあり、それぞれ、【入金時】、【支払時】、【決算時】の3つについて考えなければならないので、全部で6パターンあります。この記事ではその全てについて解説します。
期中処理

仮払金とは?出張旅費の仕訳を分かりやすく説明(簿記3級)

日商簿記3級で「仮払金」が使われるケースは主に2つで、【従業員の出張】と【ICカードへの入金】です。今回の記事では、【従業員の出張】について説明します。また「仮払金」はなぜ資産なのか?という質問をされることが多いですが、『もしかしたら返ってくるかもしれないお金だから』と考えると分かりやすいと思います。
決算関連

郵便切手と収入印紙の仕訳を解説(期中仕訳と決算整理仕訳)

この記事では郵便切手と収入印紙それぞれについて、期中仕訳と決算整理仕訳を分かりやすく説明していきます。郵便切手と収入印紙は見た目こそ似ていますが、役割は全く違いますし、簿記において使われる勘定科目も当然違います。期中は購入時においてのみ仕訳が行われ、郵便切手「通信費」、収入印紙は「租税公課」に計上します。
期中処理

所得税預り金の仕訳を分かりやすく解説(日商簿記3級)

「所得税預り金」が発生するのは従業員に給料を支払った時で、消滅するのは従業員の源泉所得税を税務署に納付したときです。よって「所得税預り金」は、発生時・納付時の2つのタイミングで登場するわけですが、特に難しいのは発生時だと思います。ですが、しっかりと意味を考えれば必ず理解できる内容ですし、仕訳の形もほぼ決まっていますから、一度分かってしまえば大したことはありません。
その他

【簿記3級は難しい?】なぜなかなか上達しないのか?

簿記の勉強挫折する人の多くは間違った勉強の仕方をしています。今回はその間違った方法を4つ挙げてお話しします。簿記に向いていないとか才能が無いということは基本的にありませんので、そもそも取り組み方を間違えていないかをチェックしてみてください。
その他

【簿記に向いていない?】簿記検定の合格に才能は必要か?

才能が無いせいで上達しないということはあり得ません。これは、僕が簿記講師として多くの生徒さんに教えてきた経験から得た確信です。まぁ、習得に必要な才能をあえて挙げるなら、「日本語が読めること」「足し算、引き算、掛け算、割り算ができること」くらいでしょうかね。
期中処理

【送料含めて売上とは?】売上諸掛りの仕訳を徹底解説

今回は売上諸掛りについて説明します。これは2022年度から日商簿記3級の試験範囲になった内容で、僕の生徒さんも最初は、「意味が分からない」という感想を持つことが多い論点です。この記事では、具体的な問題を使って、深い意味合いの部分まで解説していきます
期中処理

修繕と改良とは(判定基準と仕訳を徹底解説)

修繕の改良についてはこの記事で完璧にマスターできます。修繕と改良の違い、判断基準、そして実際の仕訳のやり方まで全て解説しております。ざっくりいうと、修繕は資産を維持するための行為で、改良は資産を元の状態よりも良くするための行為です。